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もっと食べたい!おいしい野菜を選ぶコツ

野菜ってなんてスバラシイ食べ物なのでしょう。健康の源といわれるくらい体によい栄養を持っていて、それでいてカロリーは低く、値段も安くて家計にもやさしい。どの土地でも合う野菜があるので、地元にこだわって食べることもできます。収穫される時期によって旬を味わうこともできる。春の新じゃが、新たまねぎなど、いつもと違った食べかたやおいしさを楽しむこともできますね。


そんなスバラシイ野菜ですが、最近気になるのは、その安全性。「国産」「無農薬」「有機栽培」などを選ぶようにしている人は多いと思いますが、今回はその表示についてみてみたいと思います。

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許されない表示もある!? 野菜表示のガイドライン

まず、「有機栽培(オーガニック)」について。これは、消費者の誤解を招きやすいということで、1999年よりJAS法の認証制度の認定を受けたものでないと表示できなくなりました。その後、「無農薬野菜」「減農薬野菜」という表示が相次いでされるようになりましたが、それ自体があいまいで信頼性がないため、2004年4月1日以降、ガイドラインが改正されました。それにより、

「無農薬栽培農産物」「無化学肥料栽培農産物」
「減農薬栽培農産物」「減化学肥料栽培農産物」

という表示が許されなくなり、「特別栽培農産物」という表示に変わりました。


ただし、どこが特別なのかわかるように、(無農薬栽培)(減農薬栽培)と付け加えることができます。「特別栽培農産物」は、化学合成農薬、化学肥料を慣行栽培の5割以上減らして栽培された農産物で、地方公共団体が制定・確認したものをいいます。

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たべとこ流 野菜の選び方

文末に、用語集としてそれぞれの表記の説明を載せましたが、たとえば、「無農薬」という表示は、農薬こそ使ってはいませんが、化学肥料は使えるのです。(化学肥料とは、化学的に合成しあるいは天然産の原料を化学的に加工して作った肥料です。対する有機肥料は動植物質を原料とした肥料)。また、気をつけたいのが農薬や化学肥料が文字で見るようにすべて体に害ではないということです(一般的な大人の標準体質の場合です)。そうしたものがなければ、野菜の栽培はもっと大変だったでしょうし、そうであればもっと高かったかもしれませんしね。


でも、フードマイレージのコラムでも話したように、遠いところの食材は輸送という手間がかかり、その間に腐らないように何らかの工夫をせざるを得ません。なので、まずは地元の野菜を中心に選ぶようにするのはいかがでしょうか。
そして、旬のものを選ぶこと。これでだいぶ、危険性は減ると思います。また、地元の野菜を使っているレストランの「とれたて野菜のサラダ」は、ぜひ食べてみたいメニューですね。このへんでこんなに野菜がとれるんだということもわかる楽しみもあります。農家さんに知り合いがいれば、「このへんでは野菜は何がとれるの?」と聞いてもいいですし、最近は農業体験もできるところがありますので参加するのもオススメです。農家さんに知り合いがいなくても、旬の食材を大切にしているレストランならば、そうした質問にも答えてくれそう。

地元の名産物は知っていても、普通の野菜はなかなか話題になりません。でも、『たべとこ』エリアは実は、ほうれんそう、ねぎ、ブロッコリー、さといも、きゅうり、にんじん、だいこん、こまつな、はくさい、キャベツ、トマトなど主要な野菜はほとんど作っています。地元のおいしい野菜をもっと食べて、もっと健康になりましょう!

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用語集

  • 有機栽培…栽培中に、化学合成農薬と化学肥料の使用が禁止されています(ただし、指定された天然系農薬の使用はOK)。これは、栽培をするその年だけ使用しなくても認められません。土壌中に、農薬や化学肥料が残っていればダメですし、近隣の土地から風に乗ってやってきたものがあればダメです。有機栽培は、農林水産省の認可がある認定機関からの、認定を受けなければなりません。申請時はもちろん認定後も、毎年監査がおこなわれ、違反したときは罰則の適用があります。この認定を受けた生産者のみが、「有機農産物」あるいは「有機栽培」、「有機○○」の表示とJASマークをつけて販売することができることになっています。
  • 無農薬栽培…農薬を一切使用しないで育てる栽培法。ただし、化学肥料は使えます。
  • 減農薬栽培…農薬をその地域で通常使われている量の、5割以下に減らして栽培する方法です。同じく化学肥料は使うことができます。
  • 無化学肥料栽培…化学肥料を一切使用しないで育てる栽培法。ただし、農薬は使えます。
  • 減化学肥料栽培…化学肥料をその地域で通常使われている量の、5割以下に減らして栽培する方法です。同じく農薬は使うことができます。
  • 減農薬無化学肥料栽培…農薬をその地域で通常使われている量の5割以下の使用に減らし、化学肥料は一切使用しないで育てる栽培法。
  • 無農薬減化学肥料栽培…農薬は一切使用しないで、化学肥料をその地域で通常使われている量の、5割以下に減らして育てる栽培法。
  • 減農薬減化学肥料栽培…農薬も化学肥料も、その地域で通常使われている量の、5割以下に減らして育てる栽培法。

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text / Yasuda Mamiko
illustration / Mori Kaori


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