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LOVEスイーツ★シフォンケーキは横にしないと食べられない!?
森 佐枝子
シフォンケーキは横にしないと食べられない!?

きめ細かく、やわらかい絹のようなスポンジのシフォンケーキ。シフォンとは「絹モスリン」「ドレス飾りのレース」という意味で、ふわふわといた食べ心地が魅力のケーキです。


もともとは、アメリカ・ロサンゼルスのレストランで、このケーキの作り方を発明し、1940年代当時に大流行したとか。


日本でもいろんなシフォンケーキを見かけますよね。
プレーン、チョコレート・バナナなど果物を混ぜ込んで焼いたものや、周囲に生クリームを塗ったり、ジャムを添えたりして食べることもありますね。

私は今まで、何十回と作り続けてきましたが、やはりシンプルなプレーンのシフォンケーキが一番好きです。シフォンケーキは難しい、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、そんなときには「レシピをきちんと守るといいですよ」とお伝えしています。例えば、卵の大きさまできっちりと。卵一個といってもMとLでは仕上がりが全然違ってくるのです。

出来立てのシフォンケーキは、それはもうふわふわでカットすると立てておくことができないほどのやわらかさです。そのため、焼きあがったら型のまま逆さにして置いておき、夏はまる1日、冬は半日してから型抜きをします。上手に作られたシフォンケーキは、それでも立てておけないくらい、ふわふわしていて、横にしないと食べられないほどのやわらかさ! そして時間が経つほどに水分は抜けてパサパサとした食感になっていきます。日が経ってしまったものは、生クリームを周りに塗るとちょっとごまかすこともできます。「シフォンケーキはのどにひっかかるようで飲み込みにくい」というお子さんがいましたが、たぶん、乾燥してしまっていたのでしょう。

フォークで切ったときに、まるで水分が出るかのような“しっとり、ふわふわのシフォンケーキ”。それが本物のシフォンケーキではないかなと思っています。皆さんはいかがでしょうか?

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text / Saeko Mori
photo / Saeko Mori

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