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長谷川希の食にまつわるエトセトラ メロンDays

ここ一週間の間に、ふたつのメロンが我が家へやって来た。

ひとつは、義理の母が真夜中のドライブの途中に届けてくれた。
(なんて、元気な!)それから数日後。ダーリンがメロンを抱えて帰ってきた。
仕事でお世話になっている方のご実家で作ったメロンで、食べ頃の今日にどうしても届けたくてと、お届け頂いたんだそう。(本当に有難い限りです。)
メロンといえば、超高級デザート。自分で買ったことを思い出せないほど、私にとってメロン様は、非日常のご褒美だ。
悲しいかな、我が家にはしばらく来客の予定がない。二人でメロンふたつ。誰かにあげようか?とダーリンに相談してはみたけれど、義理母メロンも、お客さんメロンも、とても心がこもっていて、よそ様にお裾分けするには忍びなく、食べ過ぎ覚悟で頂くことにした。


さてどちらから食べようか。メロンのおしりを触り、やや柔らかいと思われたお客さんのそれから頂くことにした。メロンは熟してから食べる直前に冷やすのがよいらしく、その通りにして食べてみた。オススメの通り、まさに食べ頃。熟していてとても美味しく、子供の頃におばあちゃんの家で食べたような、とても素朴な味がした。田舎でつくられたメロンだからかな。こころまで優しくなるような、そんな嫌味のない甘さのアンデスメロン。


メロンってこんなに美味しかったっけ?と思いつつ、なんとなく『からだにおいしい野菜の便利帳』(高橋書店)を調べていたら、名のアンデスは「安心です」に由来するとのコメントに目がとまった。なんじゃそりゃ?アンデスメロンの名前はダジャレなのかしらねぇと思いつつも、安心で素朴でやさしいメロンなんだわと、妙に納得がいった。 さて。残ったメロンは、種とわたの部分を除きラップをかけて冷蔵庫へ。食べる前に冷蔵庫から出して、常温に近づけて毎朝八分の一切れづつを頂くことにした。それにしても人生でこんなに連日メロンを頂いたのは初めだ。そういえば、そろそろ義理母のメロンが熟す頃ではないかしらん?むむむーっ。美味しいとはいえ、毎日メロンとなると正直キビシイ。どうか賞味期限内に、お客さまが現れますように(笑)。

text / Nozomi Hasegawa
photo / Nozomi Hasegawa
design / SwingArts

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