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長谷川希の食にまつわるエトセトラ 夏のおもてなし

梅の季節がやってきた。といっても仕込みのそれではなく、お召し上がりのベストシーズンである。


梅雨も明け、お日様がジリジリと照る週末に、我が家はお客様をお招きしているのだけれど、汗をかきかき訪ねて来て下さるみなさまに、一番最初にお出しするのが、お手製の梅ジュースだ。


一人で初めて漬けた梅シロップは、殊のほか上出来きで、評判もすこぶるよい。梅酒ではなく梅シロップにしたことで、アルコールの苦手なひとにもお楽しみ頂けている。よかったぁ~♪


あんなに硬かった梅の実も、しゅわしゅわっと愛らしい形になり、口に含むと、なんとも言えないなつかしい深みのある旨みが口いっぱいに広がる。
「まずはジュースで喉を潤して、その後に実を召し上がれ~」と勧めると、客人の顔がぱっと輝く。えー、コレ作ったの?とか、あのブログの梅ですね~と言ってくださる。その反応は、ちょっと照れくさくもあるけれど、なんともうれしいものだ。
あまりにも仕込みが楽しく、出来上がりも上々だったものだから、もっと作ろうと思ったのだけど、時は既に遅かった。梅が市場に見当たらないのだった。こんなことなら、もっと早く漬け始めるんだったー。来年はタイミングを逃さず梅を確保しよう、今度は、梅酒も梅干も梅ジャムも作るぞ~と、今から意気込んでいる。
そんなこんなで、梅シロップは、この夏我が家の貴重なおもてなしメニューになったのだ。ゆえに、お一人様一杯限定の先着順で、原則お替りはなし(笑)。
というわけでございますので、米山編集長、お忙しい毎日だと思いますが、お早めにお出で下さいませね~♪

text / Nozomi Hasegawa
photo / Nozomi Hasegawa
design / SwingArts

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