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長谷川希の食にまつわるエトセトラ 円卓

最近「まあるいもの」が気になって仕方がないなあ〜と思っていた矢先のこと。


いやね、我が歴史を遡ること30年(結構生きましたねぇ〜)、「まあるいもの」や「まるいかたち」好きの、その片鱗が、既に幼少の頃から満載だったことに気がついた。


まず、海で食べるカンロ飴がとっても好きだったことを思い出し(カンロ飴は、オレンジ透明な色をしていて、ぽこんとした、まあるい飴)そして、バスケットやドッチボールなんかの球技ばかりして遊んでいた青春時代。当時は、マルコメ頭の男の子が大好きで、じ〜っと眺めていたでしょう。これを今やったら、単なるストーカーですけどねぇ・・・。


で、今は今で、満月に近づいてゆくアノなんともいえない妖艶なお月様が気になるし、わたしが結ぶおむすびはどういうわけか、まるっこいし。
そして今最も気になる、まるいものといえば、じゃ〜ん!
家庭用の食卓テーブルであります。
目黒通りにあるインテリアショップをはしごしていたら、出会ってしまったよ、円卓くん。
いや〜ん、木の香りが 芳しく、その滑らかな手触り。愛でるだけでは足りなくて、木の形を残した自然のカーブを撫で回し、円卓の周りにある個性豊かな椅子に、一脚一脚腰を鎮め、座り心地を確かめてしまう始末。なんともお洒落なことに二人掛けのソファーあり〜の、お一人様用のゆったりとした椅子も、一脚づつにデザインが違うのですよ、これがまた。


あー。家庭もないのに、一人暮らしなのにー。
とーーーーーーーーーーっても欲しい。


ふと、無垢の木の手触りとは程遠いけれど、台湾でおじちゃんがこっそり注文してきてしまったという、祖母の家にある円卓を思い出した。
月に一度のペースでご飯を食べさせて頂いているあの円卓。なんだかワクワクするんだよね〜あの形。もちろんおばちゃんの作ってくれる家庭料理も舌が唸る程においしいし、あの円卓でおいしいものを囲んでいると何故か話が弾むんだよなあ〜。
そういえば、マンガなんかに出てくる昭和のちゃぶ台も、決まって丸いよね?
ちゃぶ台の時代は、世の中の家族がもっと仲がよかった気がするし。


円卓には、底知れぬ力があるのかもしれない。
未来の旦那様に、是非とも、円卓をオネダリしちゃおうっと。


text / Nozomi Hasegawa
photo / Nozomi Hasegawa
design / SwingArts

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